こんにちわー、こんばんわー。
この記事は2025/02/25に書いてますが、そろそろ「退職」ということを考えないといけない方もいると思います。
もし、退職金がそこそこある場合に「国民年金相当額」を毎月もらえるような投資があればいいとは思いませんか?
国民年金相当額について再確認
2025/02/25現在、国民年金に加入し40年継続して支払った場合の65歳基準額は年額816000円(68000円/月)となっています。ここでは7万円と考えましょう。
毎月7万円(または年間84万円)を投資の分配金等でもらう方法
2025/02/25現在で「楽天証券」を通して購入できる投資信託や株などの中から探してみます。
探し方としては、過去3年元本割れしていない、現状から5年間で疫病や戦争、大災害などが発生しても戻る可能性が高い(戻った実績がある)というもの狙っていきます。
~投資信託~
- インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)※NISA対象外
- iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド ※NISA対象
~ETF~
- 上場新興国債権(1566)
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)※NISA対象外
投資信託でNISA対象外です。分配金には税金がかかります(評価額がプラスの時のみ)
内容を確認していきましょう。
- 手数料:保有残高に対して1.903%(年)
- 分配金:1万口に対して150円(税引き後120円)※税率30%の場合105円
毎月7万円を手に入れるためには584万口(税率20%)または667万口(税率30%)必要です。
2025/02/25現在では1万口につき約9400円ですので630万程度の購入で毎月7万円前後の期待値を見込めます。
2016~2020年のトランプ政権期で2017年から分配金が始まりましたが関税処理などで経済が悪くなりまたコロナともかぶり下がった時期はありましたが現状は戻してると言って問題ないでしょう。
第2期トランプ政権での関税処置により一時的に下がる(1万口に対して8500円程度あたり)ことはあるかもしれませんが、これも循環がある程度進むと上昇し現在の値と同じぐらいのところまで戻ると思っています。
管理費が約2%ということで700万いれてれば14万は毎年取られる計算です。評価額プラスの時はまだいいですが、マイナスの時にさらに14万取られるのは正直痛いですね。
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド ※NISA対象
投資会社ブラックロックで運用されているS&P500連動型のETFです。2025/02/25現在で1万口62671円と価格が高いです。このため価格上昇後に上昇分だけ取り崩すのは難しくなっています。
ただ、運用の仕方(考え方)ではうまく付き合うこともできます。
過去3年はコロナ禍の上がり調子もあり現状で+100%(2倍)前後となってます。もし100万円分入ってたら、190~200万になっている・・ということですね。
第一期トランプ政権のときは1年ほど10%ぐらいの下げを見せた後2017年に回復しその後2019年にかけて50%ほど評価額が増えています。2020年のコロナ過で約半分になりましたがその後急成長を経て現在に至ります。
今期も10%~15%はいったん下がると予測されています。本来は下がった時に買うのがいいのですがいつ買えるかわからないので準備でき次第毎月積み立てしながら進めて、ある程度の価格の見切りをつけて大口購入するのがいいと思います。
2024年から2025年にかけては15~18%の伸びがありました。まぁ仮に10%伸びると想定しましょう。
630万用意し100万口買えたとします。1年後10%プラスなら1万口の評価は6.9万円。12万口で約84万円です。これを取り崩すと8年でなくなってしまいます。
120万口購入できた場合はどうでしょう(約750万)。この場合なら毎年12万口の払い出しでも10年は継続できます。750万の原資で840万相当以上の価値を作り出すことができます。
つまり、この投資信託を買う場合は可能な限り取り崩さないか、または貯金取り崩しよりはちょっと増えるからまし。という考え方になります。
仮にコンスタントに10%増の場合は取りくずし口数を1万口ずつ減らせるのでさらに長持ちするでしょう。
理想としては200万口(約1300万円)分用意し毎年80万円前後(12万口を目安)を現金化。評価額が上がるにつれて口数を落としていく。という運用方法でしょうか。
また仮定の話ですが年7%増を10年継続すると約2倍になります。つまり10年目からは払い出し口数を6~7万口程度でよくなる可能性もあります。
上場新興国債権(1566)
投資信託ではなく株式扱いになるETFです。名前の通り「新興国」に分類される債権について積極的に購入・運用するファンドです。
2025/02/25現在では48640円前後(1口)、また分配金は2か月に1回の払いがあり直近では390~412円となっています。1口400円を期待していいでしょう。
2か月に1回なので14万の分配金があればいいのですが、NISA枠は「成長投資枠」のみなので年間240万まで最大1200万までです。完成させるのに5年かかります。
さて、240万円なら現状では90口ほど購入できます。90口の場合2か月に1回3.6万円の分配期待値があります。
960万円(360口)用意出来れば14.4万円の期待値があります。これで月平均7万円を超えますので合格ラインでしょう。何とか4年間無駄な支出をしないで貯めていきましょう。
待ってられないって人は税金がかかる「特定口座」での運用になります。いったん特定口座で運用し翌年の1月に240万相当を払い出ししNISA枠で再購入という形ですね。
この場合は次のようになります。
- 1年目:NISA枠240万(90口)・特定口座720万(270口)→非課税対象3.6万円 課税対象8.64万円(20%税引き後) 合計12.24万円(2か月に1回) 年間約73万円
- 2年目:NISA枠480万(180口)・特定口座480万(180口)→非課税対象7.2万円 課税対象5.76万円(20%税引き後) 合計12.96万円(2か月に1回) 年間約77万円
- 3年目:NISA枠720万(270口)・特定口座240万(90口)→非課税対象10.8万円 課税対象2.88万円(20%税引き後) 合計13.68万円(2か月に1回) 年間約82万円
4年目に全額NISA枠になるように再購入します。これで年間84万程度の分配を得る仕組みがつくれました。
60歳退職で退職金をすぐもらい63歳ぐらいまで働くとすればちょうどいい感じで完成します。これで65歳から国民年金ももらえるとしてほぼ満額の7万円もらえるなら1か月14万程度。
さらに厚生年金も入ってるなら15万程度の上乗せがあり約30万の期待値がある生活が送れます。
運用方法はいろいろあります
上記に上げたのは一例です。もし私が退職金1000万近くあるならこういう感じのものを組みたいと思っています。
投資を怖がらないでください。
『不景気になったらどうするんだ』って話もよく聞きますが、投資商品がパンクするぐらいの不景気なら現金持っててもすぐになくなります、あまり変わらないんですよ。
なるべくパンクしない、または下がっても購入時の50%ぐらいまでで耐えれそうなものを選んで手を出してほしいと思っています。
2025/03/24現在
退職される方はもうマジか?間近?という状況でしょう。もし、今日(2025/03/24)に処理できるとしたらどんな状況なのか?確認していきましょう。
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)※NISA対象外 2025/03/24の場合
- 1万口当たり:8735円
- 1万口当たりの分配金:150円 ※税20%時約120円、税30%時約105円
- 配当7万円に必要な口数:税20%時(584万口)、税30%時(667口)
- 持ち出し原資(現金):税20%時(約510万円)、税30%時(約583万円)
下がってきてます。もし本日購入したとするなら500万~600万の原資で実現できた。ということがわかります。
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