1000万貯めよう!

こんにちわー、こんばんわー。

過去記事で1000万を年利約17%の投資信託に回すことで、毎月12万程度の分配金が手に入る。という話をしています。

※過去記事:年率17%という投資信託 – さゆりんママの雑記ブログ (sayurinnmama.com)

問題は、「1000万円」です。これを用意するのが大変なのです。何かいい方法はないのか?考えてみましょう。

基本的には「労働」です。

当たり前の話ですが「労働」です。パート、アルバイト、会社勤め。ほとんどの人が「サラリー」をもらって時間当たりの業務に従事しています。その中から生活費を払い、残ったお金で楽しく暮らしていきます。

ここから「投資」分をねん出しないといけません。厳しいです。まずは1000万をためるために必要な金額と期間を確認しましょう。

毎月5万円で200か月

当たり前の話ですが、毎月5万円回せるなら「200か月(約17年)」です。

しかし、5万円は回せません。例えば手取り15万のところで労働してたとしましょう。生活費を10万以内におさえて、やっと5万円です。

労働を増やすか、単価が高いところに行くか、生活費を削るか・・・。いや、投資額を減らしましょう。

毎月2万円で500か月

なんとか2万円用意しましょう。500か月(約42年)かかります。

む~。厳しいです。厳しいですが何とかなるかもしれない方法はあります。

年利13%の投資信託を利用する

この企画の目的は1000万をためる。そしてその1000万を年利13%の投資信託に回すことで毎月12万円程度の分配金をもらう。というものです。

ならば、最初っからその投資信託に積み立てすればいいのでは?と考えます。

特定口座で運用、1万口9500円、1万口に対して分配金150円(税引き後120円)、毎月決算前に分配金同等額がプラスになっている(普通配当としてもらえる)という前提で5000円ずつ積み立てるとどうなるのでしょうか?

  • 1回目:累計 5000円→5263口(分配金:63円)
  • 2回目:累計10000円→10526口(分配金:126円)
  • 3回目:累計15000円→15789口(分配金:189円)
  • 4回目:累計20000円→21052口(分配金:252円)

毎回5000円だと4回目で2万円になります。さて2万円拠出してますが、分配金として合計630円戻ってきています。率にすると約3%ですがたった4回(4か月)での成績です。

毎月2万円の場合はどうなるのでしょうか?

  • 1回目:累計20000円→21052口(分配金:252円)
  • 2回目:累計40000円→42105口(分配金:505円)
  • 3回目:累計60000円→63157口(分配金:757円)
  • 4回目:累計80000円→84210口(分配金:1010円)

毎月2万円の場合は4回目で累計8万円、毎月の分配金が1000円を超えてきます。1000円以上あるとなんかもらった気になりますね。

さて、ここまでの分配金の合計は2524円です。やはり率にすると約3%。積み立て金額の大小にかかわらず、積んだ額の合計に対して同じ割合の分配金が出てます。まぁ~当たり前の話です。

ここで言いたいのは「積み立てを継続する」ことに意味がある。ということです。家計費が切迫してる時に投資なんて回せるはずもありません。だからヤメタではなく、今月は無理だけど来月は積み立てする・・という感覚が必要です。

話を戻して、2万円の場合4回目から分配金が1000円以上になります。この1000円をまた投資したらどうなりますか?

  • 5回目:累計101000円→106315口(分配金:1275円)このうち1000円を投資
  • 6回目:累計122000円→128421口(分配金:1541円)このうち1000円を投資
  • 7回目:累計143000円→150526口(分配金:1806円)このうち1000円を投資
  • 8回目:累計164000円→172631口(分配金:2071円)

なんと8回目で毎月2000円を超える分配金が手に入ります。2000円ならご飯1回食べれますよね?

1年以内の積み立てでもこれぐらいの期待値があります。もし3年(36回)続いたらどうなるのでしょうか?

  • 12回目:累計252000円→265263口(分配金3183円)
  • 3%手数料清算後24440円
  • 20回目:累計434440円→465260口(分配金5583円)
  • 24回目:累計536440円→572626口(分配金7199円)
  • 3%手数料清算後520346円
  • 30回目:累計683346円→744203口(分配金8930円)
  • 36回目:累計859346円→929462口(分配金11153円)
  • 3%手数料清算後833565円
  • 36回目までの分配金合計:191552円
  • 36回目までの持ち出し合計:720000円
  • 36回目までの評価額差額:113565円
  • 36回目までの分配金端数合計:17514円
  • 36回目までの成果:131079円
  • 3年間での利率:17.4%

上記計算ルールとして、分配金が1000円以上ある時は、1000円単位で翌月上乗せ。毎年1回残額に対して3%分手数料として減額。(12の倍数月)

この状況で積み立てができたとすると、約三年で持ち出しが72万あり、評価額が83万越え分配金の手元残りが1.3万円ほどあり、期間内利率で約17%の運用結果が出たことになります。

ざっくり単年度にすると計算上運用期間は半分の1.5年となり、単年度5.8%であることから2倍の11.6%前後と予想することができます。

今回シミュレーションでは1000円単位で上増ししましたが、全額乗せなら13%に近づいたと思われます。

時間があるなら少額でも一向にかまいません。今から、明日から積み立て始めましょう。

半年に1回10万円積み立てしたらどうなる?

毎月は難しいので、年に2回、6月と12月に10万円ずつ買い増ししたらどうなるのでしょうか?

毎回10万5000口購入できたとして考えます。

  • 1回目:10万5000口(購入累計 10万) 購入後分配金 1260円/月
  • 2回目:21万口(累計購入 20万)手数料差し引き後19.4万 購入後分配金 2520円/月

1年間で20万投資に対し、分配金合計が「7560円」(1260円×6)手数料が「6000円」としても差額「1560円」のプラスが出ます。

あれ?少ないね?と思った方は最初の半年は「0円」なのでこの部分が運用されていませんから、当然少ないですね。

さて、今回は分配金は残しておいて手数料相当分を補填する。という方法を取ります。

  • 3回目:31万5000口(購入累計 30万)受け取り済み分配金「15,120円」(2520円×6)購入後分配金 3,660円/月
  • 4回目:42万口(購入累計 40万)手数料差し引き後38.8万 購入後分配金 5040円/月

4回目(2年目)では、年間の受け取り分配金合計「37,080円」(15,120円+3,660円×6)となり、手数料1.2万円を引いても「25,080円」のこります。前年と合わせると「26,640円」の分配金が手元に残ります。

割合で考えると2年間で約6.3%(実質約12.6%)の運用ができたと考えます。

  • 5回目:52.5万口(購入累計 50万)受け取り済み分配金「30,240円」(5040円×6)購入後分配金 6300円/月
  • 6回目:63万口(購入累計 60万)手数料差し引き後58.2万 購入後分配金 7560円/月

さて、3年目まで来るとさすがに投資額が多く感じますね。累計60万円。保有口数63万口。単年度の分配金合計「68,040円」。手数料で1.8万円引かれたとしても「50,040円」。3年間の累計で「76,680円」です。

さて、4年目以降はちょっと手を離したとしましょう。積み立ては中止し保有のみではどうなるのでしょうか?

・7回目、8回目積み立てなし:年間分配金「90720円」手数料1.8万円 差額「72,720円」

手数料を引いても約72,000円(年間)でもらえる可能性があることがわかります。

所持口数による期待値

毎月の積み立てや、ボーナス時の積み立てで手取り分が減るためモチベーションが続かなくなることが予想されます。あくまでも現状が10年続くと仮定してますが、期待値だけ確認していきましょう。

  • 所持口数:100万口(おおよそ95万円) 14.4万円/年(1.2万円/月)
  • 所持口数:200万口(おおよそ190万円)28.8万円/年(2.4万円/月)
  • 所持口数:500万口(おおよそ475万円)72万円/年(6万円/月)

家庭に入る方、または出産を控えていて仕事を休まないといけない方などにはうってつけのものです。もちろん投資なので当てにはできません。しかし、ないよりはマシですよね?

理想としては、最初に200万口購入し、毎月の分配金をそのまま再投資することで、2万円の積み立てを実施したことと同じになります。

年間20万の投資資金を捻出するためには?

月平均で17,000円です。すべて給与から持ち出しするとなれば、毎月15000円、ボーナス時に各1万で合計20万になりますね。当然ボーナスが出なかったり少なすぎたときは、あきらめます。

さぁ~問題は毎月分です。上記の通り60万近くの投資ができれば毎月7000円前後の分配金をあてにすることができます。ちょっとした携帯代ですよね。

つまり「家計費」をできるだけ削って、毎月もらえる分配金が増えたら、そちらから支払いに回す。ということができれば、家計の補助として使うことができます。

まずは「生活基礎」で無駄遣いがないか、確認しましょう。電気・ガス・水道・携帯・自動車・家賃などですね。

次に会食ですね。ちょっとした外食を含めて3万円ぐらい使ってるとすれば、それを2.5万円になれるか考えてみましょう。

酒、たばこ、ギャンブルを減らすか控えましょう。

これで1万円ぐらいは出るはずです。あと5000円ですね~。仕事で残業が付きやすい環境なら1か月8時間程度頑張ってみましょう。時給1000円と仮定して8000円です。税金等で半分持ってかれても手取りで4000円です。あと1000円です。なんとかなりそうですね?

コメント

タイトルとURLをコピーしました